つなぐ人が、頂点に立つ ── スンダー・ピチャイ【第四章・第20話】

Google/AlphabetのCEOスンダー・ピチャイは、なぜ頂点に立てたのか。そして、ナデラ(Microsoft)やクリシュナ(IBM)まで、なぜ今テック業界のトップにインド系が多いのか。IITや移民、調整型リーダー像という要因と、選択効果・カーストという留保まで、断定を避けて中立にたどります。

ASML警告、米の半導体規制にEUが反論「過剰だ」

米国の対中半導体規制の強化案「MATCH法案」に欧州が反発。先端露光装置を世界で唯一作るASMLが欧州産業への打撃を警告し、オランダ通商相が異例の訪米でロビー。中国はASML売上の約19%。AIチップ供給網をめぐる米欧の溝と、装置・材料で当事者の日本への影響を、断定を避けて解説する。

Facebook、クリエイター向けAIコンパニオンアプリ公開

Metaが2026年6月24日、Facebookのクリエイター向けにAIが投稿戦略やコメント返信を助ける単独アプリを限定公開。Creator Studioを刷新しTikTok・YouTubeに対抗、クリエイターの囲い込みを狙う。アプリ量産戦略と、日本の発信者・SNS担当への影響を解説する。

OpenAI、初の自社AIチップ「Jalapeño」発表

OpenAIがBroadcomと共同開発した初の自社AIチップ「Jalapeño」を発表。出来上がったモデルを動かす推論に特化したASICで、9か月でテープアウト、2026年末から展開。AIを動かすコストを下げNvidia依存を薄める狙いと、日本企業のAI利用料への影響を解説する。

AIを最も恐れ、最も作る人 ── イーロン・マスク【第四章・第19話】

AIを『人類最大の脅威』『悪魔の召喚』と警告しながら、自ら最先端AI『Grok』を作るイーロン・マスク。階段から突き落とされた少年期、愛読したSF『カルチャー』の慈悲深い超AI、OpenAIの設立と提訴、そしてGrokの論争まで——彼のAI観の根にある矛盾を、断定を避けて中立にたどります。

オウムは、意味を知らない ── ティムニット・ゲブル【第四章・第18話】

大規模言語モデルは意味を理解せず、確率で次の語を縫い合わせる『確率オウム』にすぎない——2021年にそう警告し、Googleを去った研究者ティムニット・ゲブル。論文が挙げた4つのリスクと、彼女が追われた経緯、そして本当にオウム返しなのかという最新の論争まで、断定を避けて中立にたどります。

Groq、6.5億ドル調達 Nvidiaの人材流出から再建

AI推論チップ(LPU)のGroqが6億5,000万ドルを調達。2025年12月にNvidiaが200億ドル規模の『買収ではない』契約で創業者ジョナサン・ロス氏ら主要人員を獲得した後の再建で、新経営陣を据えネオクラウド事業へ軸足を移す。推論市場の主導権争いと日本企業への影響を解説する。

OpenAI、OSS脆弱性をAIで発見・修復へ

OpenAIがセキュリティ企業Trail of Bitsと組み、オープンソースの脆弱性をAIで発見・修正する「Patch the Planet」を発表。Codex Securityを使い、攻撃でなく防御にAIを回す。商用ソフトの土台を支えるOSSの安全と、日本企業のサプライチェーン・リスクを分かりやすく解説する。