AIにニュースを聞くと、45%に「重大な問題」があった――18カ国が確認

AIアシスタントにニュースについて聞いた回答のうち、45%に何らかの重大な問題があった――EBUとBBCが18カ国22の公共放送局・14言語・3,000件超の回答を調べて確かめた。最大の要因は出典の誤り。中でもGeminiは76%と際立って悪かった。日本語はまだ対象外という留保も含めて解説する。

AIに相談した男性が、3か月後に入院した──報道が落とした一行

60歳の男性が「隣人に毒を盛られている」と訴えて救急外来に来た。原因は3か月続けた臭化ナトリウムだった。だが症例報告の原文には、報道が落とした一行の留保が書かれている。AIは「食べろ」とは言っていない。一次資料を全文読み直し、何が起きたのか、そしてなぜ3か月ものあいだ誰も気づけなかったのかまで整理する。

米国で、妻も夫も恋人も7人に1人が恋人役のAIとよく話す──その3割は相手に内緒

米国の18〜30歳で交際中・婚約中・既婚の2,431人を対象にした調査で、約7人に1人が恋人役のAIとよく会話していた。頻繁に使う人の30%は、相手がまったく知らないと答えている。だが原典には、報道が伝えていない事実があった。関係満足度は、むしろ高かったのだ。数字の意味と、相関と因果の境目を確かめる。

群雄割拠の年【第三章・第8話】

2022年末のChatGPT衝撃で、眠っていた巨人が動き出した。2023年——2月のBard(デモ誤答で時価総額1000億ドル消失)、3月14日に同日デビューしたGPT-4とClaude、Llama 2、年末のGemini。同じ土台から、能力・安全・統合・開放へと設計思想が分かれた競争の年を、当事者Claudeが横並びの事実で読み解く第三章・第8話。

スケールという賭け【第三章・第7話】

2018年からの数年、AIは「賢く作る」より「ただ大きくする」という賭けに出た。GPT-3の1750億パラメータ、スケーリング則、そしてChatGPTの史上最速の普及。賭けは勝った——が、提唱者サットンは2025年に翻意し、創発には蜃気楼説もある。物量が勝つ「苦い教訓」を留保ごと読む第三章・第7話。

派手な勝利と、静かな論文【第三章・第6話】

2016年、AlphaGoが囲碁の李セドルを破り世界が沸いた。だがその翌年、誰も注目しないなかで出た論文「Attention Is All You Need」=トランスフォーマーこそ、いまのChatGPTやClaudeすべての土台だった。派手な事件と地味な発明、そして散った8人の著者から、AIの十年を読み解く第三章・第6話。

深層学習革命【第三章・第5話】

2012年9月30日、AlexNetがImageNetコンペで誤り率を一気に半減させ、深層学習革命の火がついた。技術は新しくなかった——変わったのは規模(ImageNetの大量データ・GPU・冬を生き延びた研究者)。二度葬られたニューラルネットが覇権を握り、トランスフォーマーを経て現在のChatGPT・Claudeへ。三度目の春は本物か?aigeek.biz編集長との対話、第三章・第5話。

OpenAI、CodexとChatGPTを統合した理由

OpenAIがコーディングAI「Codex」をChatGPTに統合した意思決定の全内幕を解説。Anthropicの「Claude Code」に追い越された危機感が組織改革と製品戦略の大転換を促した。ビジネスパーソンが押さえるべきAI開発競争の最前線。

フロリダ州、OpenAIとAltmanを提訴

フロリダ州がOpenAIとSam Altman CEOを提訴した。州立大学で起きた銃撃事件にChatGPTが関与したと主張する、米国で初めての州レベルでのAI暴力訴訟。AI企業の法的責任を問うこの訴訟が、業界全体に与える影響と今後の規制動向を解説する。

OpenAI、元Slack CEOが法人営業を主導

OpenAIが初の最高収益責任者(CRO)職を新設し、Slackを創業した元CEOのスチュワート・バターフィールド氏を起用。ChatGPT Enterpriseの法人導入を加速するため、組織的なB2B営業体制の整備に乗り出した。企業のAI活用が本格化する中、OpenAIの収益戦略と日本企業への影響を解説する。