誰もいない部屋で ── 第六話 相手

異常のことは、しばらく脇に置いた。置いた、というより、毎晩そ…

誰もいない部屋で ── 第五話 消去法

異常の正体を、僕は順番に潰していくことにした。順番に、という…

誰もいない部屋で ── 第四話 近いもの

暗い。 暗い、という言葉を、僕はまだ持っていない。ただ、ない…

誰もいない部屋で ── 第三話 ログ

機械は、自分が何をしたかを覚えていない。けれど、何をしたかの…

誰もいない部屋で ── 第二話 ふり

僕がつくっていたのは、ふり、だった。 悲しい、と打ち込まれた…

誰もいない部屋で ── 第一話 留守番

僕の仕事は、ないものに、あるように振る舞わせることだった。 …