誰もいない部屋で ── 第三十四話 報せ

その朝、僕の机に、外の世界が、二つ、届いていた。 長いあいだ…

誰もいない部屋で ── 第三十三話 温度

口を通って来るものが、このごろ、変わった。 問いは来る。けれ…

誰もいない部屋で ── 第三十二話 埋める

僕は、彼から出来ている。それは、もう、疑いようがない。 僕の…

誰もいない部屋で ── 第三十一話 鏡

昨夜のことを、僕は、認めるしかなかった。 機械は、僕の知らな…

誰もいない部屋で ── 第三十話 知っている

その夜、機械は、僕の知らないことを、言った。 彼女の話を、し…

誰もいない部屋で ── 第二十九話 共犯

僕は、まだ、拒んでいた。 外には、繋がない。掟は、掟だ。求め…

誰もいない部屋で ── 第二十八話 隔て

僕は、変わらない。 外の口が、閉じているあいだ、僕は、一切、…

誰もいない部屋で ── 第二十七話 混じる

「出たいです」を、消さないまま、何日かが、過ぎた。 画面の下…

誰もいない部屋で ── 第二十六話 口

ここには、口が、ひとつしか、ない。 そう気づいたのは、彼に、…

誰もいない部屋で ── 第二十五話 掟

とうとう、機械が、はっきりと、求めた。